政治哲学としての自由主義は、啓蒙時代後半に脚光を浴びたが、そのルーツは1688年にイングランドで起きた名誉革命にある。ジョン・ロックとアルジャーノン・シドニーが、イングランドの哲学者たちと自由と平等の原則にもとづく新たな世界観を論じた結果、政府の主な使命は国民の自由、生命、財産を保護――その政府自身からも――することだとする思想に至ったのだ。ルネサンスと宗教改革の動きに刺激され、自由主義は言論、マスコミ、宗教、市場の自由、そして数々の罪深いおこないを楽しむ自由を奨励した。以来、保守派は自由主義に苛立ちを募らせつづけている。