伝統的なローマカトリック教会の修道院は、修道士 (あるいは修道女) が共同生活を送りながら労働にいそしむ一群の建造物で構成される。これらの建造物群には、礼拝堂や教会のような祈りの場はもちろん、病院、学校、さらには蒸留所まで含まれる場合もある。伝説によると、キリスト教の修道院制度はエジプトで生まれ、西暦344年頃、聖アタナシオスにより、チルパン (ブルガリア) 近郊にヨーロッパ最初の修道院が築かれたという。それから2世紀後の529年、聖ベネディクトがモンテカッシーノに修道院を創立し、カトリック修道院の基礎を築いた。こうして修道院は、ヨーロッパのみならず、世界各地に築かれていったのである。