ゾンビの不気味な点は、その正体がよくわからないことにある。動くだけの単なる物体なのだろうか? それともある種の生命体なのだろうか? 痛み、威嚇、疲労。人間に対しては有効なこれらの防衛手段は、歩く死体にはまったく通用しない。痛みを感じない者に対して有刺鉄線が何の役に立つだろう? 一方、ゾンビが使う武器は限られており、投石機を作ることも、弓から矢を放つこともできない。そのため、死者に対する防衛策を講じる際は、相手を思考する敵ではなく動く物体として扱うことが重要となる。鋭くとがらせた棒は、殺すためではなく動きを止めるために使われる。収納可能な梯子がある塔は、ロープをよじ登る知恵を持たない敵から避難するのに有効だ。水路は橋を作れない敵を封じ込めるのに役立つだろう。ただし、すべてはゾンビの数が圧倒的ではないことが前提だ。