「祖国」は生まれた国を意味する言葉として広く使われているが、ロシアにおいてこの言葉は「大祖国戦争」として特別な意味を持っている。大祖国戦争とは、第二次世界大戦中のナチス・ドイツの侵略に対する防衛戦のことである。この戦いでソ連は約2660万人の犠牲者を出したが、そのうち1600万人が民間人だった (これは1940年当時の人口の約13.7%に相当する)。戦いに勝利できたのは、国民が外敵から祖国を守るという強い意志を示し、自己犠牲を厭わなかったからである。現在、ロシアは2月23日を「祖国防衛の日」と定めている。