キリスト教によって改変される前、騎士道というロマン
チックな考えは、愛と栄光に彩られた勇敢な冒険譚という形で、イベリア半島のムーア人によってヨーロッパにもたらされた。『千夜一夜物語』が12世紀にフランス語に翻訳されると、もう後戻りはできなかった。実践よりも理想が重んじられ、シャルルマーニュ大帝の騎士 (「騎乗する士卒」) は、その他のあらゆる武人としての資質よりもまず、忠誠、信義、忍耐、大胆さと寛容さという行動規範を洗練させ、騎士たる者の心得として身につけるべきだと考えた。ちょうどかのドン・キホーテが喚き散らしたように…