(いかにそれが正しくとも) フランスの新聞に書かれた「死の商人」という呼び名が後世まで残ることを望まなかったアルフレッド・ノーベルは、莫大な資産のおよそ94%を投じて毎年授与される5つの賞を創設することを遺言した。これらの賞――物理学賞、化学賞、医学賞、文学賞、平和賞――は、「前年に人類へ多大な貢献をした人物」へ授与されることとされた。ノーベルの死後5周年となる1901年12月に、最初の授与式がおこなわれた。以来、ノーベル賞は科学者が受賞できる最高の栄誉となり、受賞者は高い評価と昇進の機会、新しい研究のチャンスを手に入れるようになった。ちなみに、現在までにおよそ870人と23の組織がノーベル賞を獲得している (もちろんこの数は毎年増えつづけている)。