大コロンビアの歴史は抵抗運動によって彩られているが、そうした抵抗運動は数々の優れた司令官によって率いられていた。ホセ・デ・サン・マルティン、ホセ・マリア・コルドバ、フランシスコ・デ・パウラ・サンタンデール、ホセ・アントニオ・パエス、そして「解放者」シモン・ボリバルに至るラテンアメリカの名将たちにより、南米の歴史は形作られたのだ。
彼らの大胆な活躍の一例を挙げよう。ヌエバ・グラナダ解放の際、ボリバルは3000人の兵を率いて雨季で増水した川を渡り、雪の残るアンデスの斜面を登った。普通の将軍であれば自滅しただろうが、ボリバルはこれを成功させた。有利な位置に陣取った彼は、スペイン軍を奇襲し、その増援を断った。スペインの植民地首都だったボゴタを陥落させるのに要した時間は、わずか数日だった。