星や太陽の動きに合わせて円形に並べられた合計50トンもの岩、ストーンヘンジは天文台にして神殿だった。イングランド南部のストーンヘンジの建設は、今から5000年ほど前に始まったと考えられている。まずは岩が円形に並べられ、そのまわりに堀が掘られた。堀が完成してからおよそ1000年後、今度は青石を使って内側の円が作られた。そしてそれからさらに500年ほど後、より大きなサルセン石を直立させ、外側の円が作られたと考えられている。4トンもの重さがある青石は400キロ近く離れた採石場から運ばれ、サラセン石は30キロほど離れた場所から切り出されてきた。どのような目的で、どのようにして作られたにせよ、その建設から数千年を経た今も、ストーンヘンジは見る者を驚嘆させずにはおかない。