文化はゆっくり、少しずつ発展し、文化を定義する価値観は時の流れの中で変化しつづける。哲学者たちは太古から存在する問いについて今も議論している。豊かな人生とはなにか? 道徳的な生活とはどのようなものか? 我々が持つ権利と自由とは? 個人と国家の関係は? テクノロジーは良い可能性と悪い可能性の両方を秘め、その進化は無視することのできない新たな道徳的ジレンマを生み出す。過去の時代の知恵が廃れることはないが、未来は新たな問題を提示する。未来の文化がなにをもたらすのか、はっきりとはわからない。「未来の社会制度」が我々の共有する人間性と個々の違いにとって祝福となることを願うばかりだ。